お子さんがぜんそくと診断され、風邪をひいたときにゼーゼー・ヒューヒューと音がしたり、咳が長引いて病院で吸入をした経験があるご家庭も少なくありませんよね。吸入して症状がよくなることで少し安心するかもしれませんが、実はこれだけでは根本的な改善にはなっていません。
ぜんそくの治療で一番大切なのは、症状のないときに行う「発作の予防」なのです。今回は、この予防治療について解説します。

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