子どもに多い紫斑が現れる病気〜IgA血管炎をご存知ですか?

IgA血管炎(アイジーエーけっかんえん)は別名はヘノッホ・シェーンライン紫斑病やアナフィラクトイド紫斑病とも言われる、全身の小さな血管が炎症で荒れてしまう病気です。

全身に影響があるため様々な症状が出現しますが、特に発疹の一つである紫斑(しはん)や腹痛がよく出現します。3-15歳のお子さんに見られることが多く、大人では少なめです。

今回はこのIgA血管炎に関して簡単にお伝えします。

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熱が続く、いつものかぜと何か違う…「川崎病」とは?(2)診断・治療は?後遺症が残ったらどうなるの?

川崎病は、決してまれな病気ではなく、重篤な後遺症を防ぐには、早期の適切な診断・治療がとても重要です。今回は、診断・治療・後遺症についてお話します。

(本記事は2022年2月28日に一部表記を修正しました。)

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熱が続く、いつものかぜと何か違う…「川崎病」とは?(1)どんな病気?診断のポイントは?

「川崎病」という病気をご存知でしょうか?川崎病は、熱が長く続いているお子さんを診察する時、「本当にかぜかな?川崎病ではないかな?」と、小児科医がいつも考えている病気です。なぜなら、川崎病は決してまれな病気ではなく、また、重篤な後遺症を防ぐには早期の適切な診断・治療がとても重要だからです。今回は「川崎病」とその診断のポイントについてお話します。

(本記事は2022年2月28日に一部表記を修正しました。)

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