子どものじんましん、すぐに病院に行くべき?

hashimoto

急にお子さんにじんましんが出て困ったことのある保護者の方は多いと思います。そして「病院に連れて行こうかな?」と迷った経験はありませんか?

1. じんましんはかゆみのある盛り上がった発疹です

じんましんの特徴は、皮膚が蚊にさされたあとのような盛り上がった状態で赤みがあり、ポツンポツンと、または地図のようにひろがった発疹が体に出ることです。かゆくなることが多いです。2、3日のうちに症状が出たり引っ込んだりします。

2. まず皮膚以外の症状がないか確認しましょう

じんましんが出たら、まず、皮膚以外の症状が出ていないかどうかを確認することが大切です。食べ物や薬のアレルギーによるじんましんでは、食後や薬を飲んだあと数分から数時間の間に急激に発疹が広がり、嘔吐や腹痛、咳が出たり呼吸が苦しくなったりすることがあります。

皮膚の発疹以外にこういった症状が出現したら、緊急度の高い「アナフィラキシー」という状態かもしれません。迷わず救急車を呼びましょう。

3. 皮膚以外に症状がなければ、まず焦らなくて大丈夫

皮膚以外に症状がなく、軽いかゆみはあるけれどそれ以外は元気という場合は、緊急度は高くありません。しばらく様子を見てどんどん発疹が広がる様子がなければ、一旦様子をみていただいても大丈夫なことが多いです。

軽いかゆみが続く場合は日中に小児科を受診してください。どんどん発疹が広がった場合や、かゆみが強い場合は早めの受診をおすすめします。病院での一般的な処方は、症状を和らげるための抗ヒスタミン薬(アレルギーを抑える薬)になります。

4. 自宅では入浴を避けて冷やしてあげましょう

自宅でのケアの注意点は、じんましんは、温めると血行がよくなってかゆみがひどくなりますので、入浴はやめておきましょう。短時間のシャワーであれば問題ないことが多いです。そして、特にかゆがる部分は保冷剤などで冷やしてあげるとよいでしょう。また、かきこわしてばい菌が入ってはいけないので、爪はなるべく短く切っておきましょう。

 

さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ直接ご相談ください。

小児科オンラインはこれからも皮膚、アレルギーに関する疑問を解決するために情報を発信していきます。

(小児科医 橋本直也