子どものあせも対策はこの3つ!

暑い日に外出したり、部屋の中でもたくさん遊んで汗をかくとできやすい「あせも」。なかなか良くならない、かゆがってかいてしまい悪化した、なんてことはありませんか?今回はそんなあせもの対策について解説します。

あせもは汗の出る管が詰まって起こります

あせもは、正式には汗疹(かんしん)と呼ばれ、汗が出てくる管が詰まって汗が皮膚の中にたまってしまう状態のことです。汗が詰まる深さによって、水ぶくれができたり、赤い小さなブツブツができたりと、見た目や症状が変わります。

対策(1)汗をよく吸い取る

出来るだけ汗を吸い取ることができる洋服を着させましょう。特に寝ているときには汗をたくさんかくので汗をよく吸い取る下着を着たり、背中にガーゼを入れてこまめに取り替えることをお薦めします。

ベビーパウダーは汗を吸い出す効果がありますが(毛細管現象)、汗の出口を塞いでしまうこともあるので注意して使用しましょう。

対策(2)皮膚を清潔にし保湿する

皮膚の汚れが汗の出口を塞いでしまうことがないように、皮膚を清潔に保ちましょう。汗をかいたらこまめにシャワーを浴びて汗を流したり、ぬれタオルでやさしく汗を拭き取ります。

その後、しっかりと保湿をしてください。皮膚は汗をかくと一見しっとりしているように見えますが、皮膚バリアが荒れて乾燥しやすい状態になっています。

対策(3)温度・湿度を調節する

温度・湿度の調節も大切です。エアコンや扇風機を使い室温を27-29度位を目安にするといいかと思います。また湿度が高いときには除湿器を使用して湿度が50-60%位になるように調整してみましょう。

こんな時には受診を!

対策をしっかりしていてもあせもが出来てしまうことはよくあります。洗浄して保湿していても良くならないときや、痒くてつらいとき、じくじくした湿疹がでてくるときには、小児科または皮膚科を受診することをお勧めします。しっかりとお薬を使い炎症を抑える、または感染を合併しているときには抗生物質が必要な時もあります。

体温を調整するためにたくさん汗をかくのが子供のいいところでもあります。汗がお子さんの味方になるようしっかり対策して、この熱い夏を乗り切りましょう。

 

 

さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ直接ご相談ください。

小児科オンラインはこれからもお子さんの皮膚に関する疑問を解決するために情報を発信していきます。

(小児科医 竹下淳子