肛門周りにできやすい”でっぱり”はこの3つ

最終更新日: 2024年2月15日 by syounikaonline

お子さんのお尻をふいていると、肛門の周りにポコッとしたできものをみつけることはありませんか。

今回は、肛門周りにできやすい3つのでっぱりについて、症状や対処法をご紹介します。

スキンタグは、通常、治療は必要はありません

肛門の周りにできる皮膚のたるみのことを、スキンタグといいます。

女児の肛門0時方向(真上)にできることが多いです。
炎症は起こしていないため、痛みはなく無症状のことが多いです。

便が柔らかく、排便時に痛みがない場合は様子をみます。

見張りいぼは便秘のコントロールが大切です

赤ちゃんでも便秘気味になってしまうことがありますよね。

硬い便が肛門を通ると粘膜や皮膚が切れてしまいます。
すぐに切れ目は修復されますが、何度も繰り返すと、皮膚の裂け目の周りが盛り上がっていぼのように見え、「見張りいぼ」とよばれます。

治療としては便秘のコントロールをすることが大切です。

便秘についてのジャーナル記事も参考にしてください

便秘症チェックリストーこんな時は小児科へ
子どもの便秘は放っておかないで〜治療の紹介

また、炎症が強いときには軟膏を使用します。

尋常性疣贅は、ウイルス感染によるものです

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、ヒトパピローマウイルスウイルス(HPV)というウイルスに感染することでできるイボの一つです。

触ると硬くざらっとしていますが、無症状で自然に良くなることが多いです。

ただ、痛みがある場合には、外用薬を使用したり、凍結療法、レーザー切除などの治療を行うこともあります。

お子さんの肛門にでっぱりのあるできものをみつけると、心配になるかと思います。

痛みがあるときや、清潔にして様子をみてもよくならないときには小児科や小児外科で相談をしてみてくださいね。

さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ直接ご相談ください。

小児科オンラインはこれからもお子さんの皮膚・消化器に関する疑問を解決するために情報を発信していきます。

(小児科医 竹下淳子

 

 

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