はじめてのママへ、4か月の赤ちゃんの事故予防

大事な赤ちゃんが生まれて4か月がすぎる頃には、初心者だったママも少しずつ子育てに慣れてきているかと思います。同時に、赤ちゃん達も世の中に少しずつ慣れてきて、首もすわり、いろいろな事が起こるのです。

小児科医として、注意してもらいたいポイントをまとめたので確認してみてくださいね。

1. 赤ちゃんを高いところに置いていませんか?

意外と知られていないのですが、転落は寝返りをしない4か月の乳児でも起こります。この時期の赤ちゃんは手足をばたつかせ、ずりずりと動きます。ベッドやソファー、お風呂上がりに洗濯機の上にちょこんとのせて目をそらしたすきに…。

転落で救急外来を受診するお子さんはかなり多いです。決して高いところに一人にしないでください。ベビーベットの柵もしっかり上げておきましょう。

2. 赤ちゃんの手が届くところに触ると危険なものはありませんか?

この時期の赤ちゃんは周りに腕を伸ばし、なんでもつかもうとします。大人の目線ではなく、赤ちゃんの目線で周囲の確認をしてみてください。意外と家の中にも危険がいっぱいです。

リビングにうっかり使い終わったアイロンやポットを放置してしまったりしていませんか?また熱いお茶やお味噌汁など、赤ちゃんの周りに置いていませんか?

テーブルクロスなどを引っ張ってしまい、机の上の物が赤ちゃんの頭に落ちてしまうこともあります。冬場でしたらストーブやヒーターも危険です。柵などで赤ちゃんが触れないように対策しましょう。

3. ベッドに赤ちゃんの口を塞いでしまうものはありませんか?

赤ちゃんが寝ているときにも、気をつけてほしいことがあります。

敷き布団はやわらかすぎないでしょうか?タオルケットやまくら、ぬいぐるみなどが散乱していないでしょうか?

この時期の赤ちゃんは自由に体勢を変える事はできないため、いったん口が覆われてしまうと、窒息してしまう可能性があります。布団はやわらかずぎないものを使用し、ベッドの周りにはあまりものを置かないようにしましょう。

4. ビニール袋の切れ端などは、口に入れてしまわないよう特に注意してください

この時期は何かをつかむと、すぐに口にいれてしまいます。

ビニール袋の切れ端や、先がとがった小物、ボタン電池、タバコの吸い殻などが、赤ちゃんの手の届く範囲に置いてありませんか?場合によっては緊急手術や緊急入院になることもあります。いま一度テーブルの上などにそのようなものを置いていないか見渡してみてください。

そのような物は必ず引き出しの中にしまう習慣をつけましょう。

 

以上が4か月の赤ちゃんに多い事故ですが、意外とはっとする事が多いのではないでしょうか?

「動かないと思っていたんです」「ちょっと目を離したすきだったんです」「まさかこんなものが…」なんていうことにならないように、まずはできる範囲で注意してみてください。

 

 

さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ直接ご相談ください。

小児科オンラインはこれからもお子さんの事故予防に関する疑問を解決するために情報を発信していきます。

(小児科医 田中俊之