離乳食でむせるのは大丈夫?赤ちゃんが食事中にむせる原因と受診の目安を解説

公開日: 2026年6月23日

離乳食を始めたあと、食事中にむせて心配になったことはありませんか。咳き込む様子があると、誤嚥しているのではないか、病気ではないかと不安になる保護者の方も多いと思います。

実は、離乳食を始めたばかりの時期には、ある程度むせることは珍しくありません。今回は、心配の少ないむせと、受診を考えたほうがよいケースについて解説します。

離乳食でむせるのは発達途中ではよくあること

赤ちゃんは、生まれた直後から母乳やミルクを飲むことはできますが、食べ物を上手にのみ込む動きは、離乳食を通して少しずつ発達していきます。

そのため、離乳食を始めたばかりのころには、口に入った食べ物をうまくまとめられなかったり、のみ込むタイミングがずれたりして、むせることがあります。特に、少し粒のある食事へ進んだタイミングでは、一時的にむせやすくなることがあります。

また、一口量が多すぎたり、食べ物の水分が少なくパサついていたり、逆にサラサラしすぎていたりすることもむせの原因になります。椅子の高さが合わず、首が反ってしまう姿勢も影響することがあります。

機嫌がよく、体重も順調に増えており、徐々に慣れてきている場合には、発達の過程として様子をみることも多いです。

病的なむせとの線引き 受診したほうがよいケース

一方で、病院で相談したほうがよいむせ方もあります。

毎回の食事で強く咳き込んで顔色が悪くなる、食後によくゼーゼーする、体重増加に悪影響を及ぼすといった場合には注意が必要です。また、ミルクのころから頻繁にむせていたり、肺炎を繰り返していたり、発達の遅れがあったりする場合には、のみ込む機能に問題が隠れていることがあります。

そのため、のみ込みに関わる神経や筋肉の病気、口や喉の異常などがないか確認するために、専門的な検査や評価が必要になることもあります。

食べるたびに苦しそう、のみ込みにくそうと感じる場合には、一度小児科で相談すると安心です。

家庭でできる工夫 慌てず少しずつ慣れていくことが大切

家庭では、一口量を少なめにし、ゆっくり食べさせるだけでも改善することがあります。口の中の食べ物をのみ込んでから次の一口をあげるようにしましょう。 また、食材の硬さや水分量を調整し、その子に合った形状を探していくことも大切です。

食事中は、軽く前かがみになるよう安定した姿勢を意識すると、のみ込みやすくなることがあります。急いで食べさせたり、泣いている途中に口へ入れたりするのは避けましょう。むせたときは、慌てずにのみ込めるのを待ってから、少量ずつ再開するとよいでしょう。 

むせると保護者も不安になりますが、発達の途中では比較的よくみられる症状です。多くは成長とともに少しずつ上手に食べられるようになっていきます。

ただし、お伝えしたとおり、毎回強くむせる、体重がなかなか増えない、肺炎を繰り返すなどの場合には、様子をみすぎず、小児科で相談してみることをおすすめします。

さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ小児科オンラインでご相談ください。

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