毎日暑い日々が続いていますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?この時期になるとニュースで熱中症の話題がちらちらと聞こえてきますが、そもそも熱中症とはどのような状態なのでしょうか?子どもの熱中症の症状や病院を受診するべき状態、熱中症予防に関してまとめてみました。

毎日暑い日々が続いていますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?この時期になるとニュースで熱中症の話題がちらちらと聞こえてきますが、そもそも熱中症とはどのような状態なのでしょうか?子どもの熱中症の症状や病院を受診するべき状態、熱中症予防に関してまとめてみました。
いまや夏になると必ずニュースで扱われるほど、熱中症は日本に住む私達にとって身近で大きな問題です。
熱中症とは「暑熱環境における身体適応の障害によって起こる状態の総称」であるとされています。すなわち、暑いところにいる時や暑いところにいた直後に起きる様々な症状は、熱中症の可能性があるということです。
どの年代の人も熱中症に注意する必要がありますが、この記事ではこども特有の注意しなければいけない理由を熱中症環境保健マニュアル2022(環境省)に沿ってご紹介します。
暑い日が続いていますね。この時期に流行るのは、手足口病、ヘルパンギーナといった、いわゆる「夏風邪」たちです。
いずれも特効薬がなく、熱さましを使いながら様子を見るしかない病気です。特別に病原性が高いというわけではないので、もしかかってしまっても、悲観的になりすぎる必要はありません。ただ、普通の風邪よりも、食事を痛がって、固形物を食べたがらない様子はありませんか?
大事な赤ちゃんが生まれて4か月がすぎる頃には、初心者だったママ・パパも少しずつ子育てに慣れてきているかと思います。同時に、赤ちゃん達も世の中に少しずつ慣れてきて、首もすわり、いろいろな事が起こるのです。
小児科医として、注意してもらいたいポイントをまとめたので確認してみてくださいね。
夏の暑い時期になり、涼しい格好で遊んだり、プールに入ったりと肌を露出する機会が多くなります。そんな季節だからこそ、
「子どもに水いぼができた!どうすればいいの?」
「お友達にはうつるの?」
「予防するにはどうすればいいの?」
といったことが気になりますよね。まずは、次の3つのことを確認しておきましょう。
高温多湿の季節になってきました。この時期に増えるのが、お子さんの「とびひ」です。とびひを防ぐために生活で気をつけるべきことをお伝えします。まず、とびひの原因、からご説明します。
たくさん汗をかく夏は、アトピー性皮膚炎が悪化しやすい季節です。とはいえ、汗をかく外遊びや、海水浴・プールなどを制限する必要はありません。ちょっとした工夫で湿疹の悪化を防ぐことができるので、ぜひ実践してみましょう。
そろそろ本格的な夏の時期がやってきますね。保育園や幼稚園、小学校ではプールが始まり、夏休みももうすぐです。お子さんたちはウキウキ、ただこの時期にも子ども特有の感染症があるってご存知ですか?
お子さんの排便のリズムが不規則で整わず、悩まれている保護者の方は多いのではないでしょうか?
特に、離乳食を開始した時期や、トイレトレーニングを開始したころ、学校など集団生活を開始したころなどに、排便のリズムが変化することがよくあります。
母乳には赤ちゃんの健康をうながす成分がたくさん含まれています。育児をスタートした直後、出来れば母乳で育てたい!どうしたら?このまま母乳でいいのかな?など不安に思う場面もありますよね。そんな母乳育児のポイントをまとめました。
小児科外来でしばしば「うちの子は毎月風邪をひくんですが、免疫が弱いのでしょうか?」と質問を受けます。しかしお話をよく聞いてみると、医学的に「免疫が弱い」という判断になることは非常にまれです。今回は風邪のひきやすさについてお話しします。
最近、禁煙の話題がよくニュースに流れるようになりました。タバコは医学的には「百害あって一利なし」の存在です。特に、お子さんの前では絶対に吸って欲しくないというのが小児科医の願いです。
すでにわかっている子どもの健康とタバコの関係をまとめました。
気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など、子どもに多いアレルギー疾患には、ダニが多く関わっています。ぜひ正しい寝具の掃除方法を知って、予防や悪化防止に役立ててください。
学校に行かない、行くけど遅刻や早退ばかり、保健室には行けるけど教室には行けないなど、「きちんと」学校に行けない子どもは数多くいます。学校に行かない理由は子どもによって様々。今日はそんな「不登校」について状況を整理するためのお話をします。
離乳食のバリュエーションのために、赤ちゃんにハチミツをあげようとしたことはありませんか?インターネット上のレシピサイトにハチミツを使った離乳食が紹介されていることもありますが、それは大間違いです。ハチミツは1歳の誕生日を迎えるまでは絶対に食べさせないでください。
エピペン®というアレルギーの緊急用の薬剤のことをご存知ですか?自分自身が食物アレルギーの方、食物アレルギーのお子さんの保護者の方以外は、あまりご存知ないかもしれませんね。しかし、大人と違って自分で薬剤を使用できない子どもは、周囲の大人にその知識がないと、みるみる具合が悪くなり、死亡してしまう場合もあります。しかもお子さんは常に保護者の方と一緒にいるわけではありません。ぜひこの記事でエピペンについて知ってくださいね。