小児科外来でしばしば「うちの子は毎月風邪をひくんですが、免疫が弱いのでしょうか?」と質問を受けます。しかしお話をよく聞いてみると、医学的に「免疫が弱い」という判断になることは非常にまれです。今回は風邪のひきやすさについてお話しします。

「小児科オンラインジャーナル」は、お子さんの健康に関する様々な情報を発信しています。病気の症状や原因、対処法はもちろん、予防接種や健診、子どもの成長に関する豆知識まで、小児科医が分かりやすく解説しています。

小児科外来でしばしば「うちの子は毎月風邪をひくんですが、免疫が弱いのでしょうか?」と質問を受けます。しかしお話をよく聞いてみると、医学的に「免疫が弱い」という判断になることは非常にまれです。今回は風邪のひきやすさについてお話しします。


最近、禁煙の話題がよくニュースに流れるようになりました。タバコは医学的には「百害あって一利なし」の存在です。特に、お子さんの前では絶対に吸って欲しくないというのが小児科医の願いです。
すでにわかっている子どもの健康とタバコの関係をまとめました。


気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など、子どもに多いアレルギー疾患には、ダニが多く関わっています。ぜひ正しい寝具の掃除方法を知って、予防や悪化防止に役立ててください。


学校に行かない、行くけど遅刻や早退ばかり、保健室には行けるけど教室には行けないなど、「きちんと」学校に行けない子どもは数多くいます。学校に行かない理由は子どもによって様々。今日はそんな「不登校」について状況を整理するためのお話をします。

離乳食のバリュエーションのために、赤ちゃんにハチミツをあげようとしたことはありませんか?インターネット上のレシピサイトにハチミツを使った離乳食が紹介されていることもありますが、それは大間違いです。ハチミツは1歳の誕生日を迎えるまでは絶対に食べさせないでください。

エピペン®というアレルギーの緊急用の薬剤のことをご存知ですか?自分自身が食物アレルギーの方、食物アレルギーのお子さんの保護者の方以外は、あまりご存知ないかもしれませんね。しかし、大人と違って自分で薬剤を使用できない子どもは、周囲の大人にその知識がないと、みるみる具合が悪くなり、死亡してしまう場合もあります。しかもお子さんは常に保護者の方と一緒にいるわけではありません。ぜひこの記事でエピペンについて知ってくださいね。


小学生になってもおねしょがあるんだけど、自然によくなるの?学年があがると学校でお泊まりもあるし、ちょっと恥ずかしくて周りの人には相談しづらくて…。おねしょは何歳まで様子をみていたらいいの?原因や治療法はあるの?
そんなちょっと周りの人には聞きづらい悩みについてお答えします。

「ステロイドってなんかこわい」「アトピーでステロイド使っていた人で肌が赤黒い人を知っている」「一度良くなったけど、少しやめたらまた悪くなった」
そんな方に、この記事をお届けします。

花粉症といえば、鼻水やくしゃみが止まらなくなったり、眼がとても痒くなったりすることが有名ですよね。しかし、鼻や眼の症状だけでなく、皮膚が荒れて痒くなったことはありませんか?今回は花粉による「花粉皮膚炎」の対策をご紹介します。

湿疹やアトピー性皮膚炎でよく処方されるステロイドのぬり薬ですが、「〇〇ローションは頭に」「△△クリームは顔に」「□□軟膏は体に」などと指示され、「なんでこんなにいろいろあるの?」「全部ローションならぬりやすいのに」などと思われたことはありませんか?もちろんちゃんと理由があって使い分けられています。今回はステロイドのぬり薬について整理してみましょう。

スーパーでお子さんがケガをしてしまい、楽しい買い物が台無しなんてことありませんか?今回は買い物中のケガの中で特に注意していただきたい、ショッピングカート関連のケガについてお知らせします。


「赤ちゃんの機嫌が悪いと思ったら、おしりが真っ赤!」なんていうことは、多くの保護者の方が経験されることです。赤ちゃんの皮膚は弱いので、気をつけていたとしても、おむつかぶれになってしまうことがあります。そんなおむつかぶれの、米国皮膚科学会が推奨する予防と治療のヒントをご紹介します。


熱さまシートや冷えピタといった商品名で知られている冷却ジェルシート(貼付型冷却剤)はこの20年間でとてもよく利用されるようになりました。ひんやりして気持ちがいいですよね。でも冷却ジェルシートは誤解されていることや使用上注意しなければいけないこともあるので、確認しておきましょう。

赤ちゃんが熱を出したら尿路感染症が心配って言われたけど、尿路って何?尿路感染症って何が起きているの?今回はあまり聞き慣れないかもしれない「尿路感染症」についてご紹介します。