よくお腹が痛くなるお子さんは機能性腹痛かもしれません

よくお腹が痛くなるお子さんがいらっしゃいます。痛いと言っていたかと思えば、少し時間がたてばけろっとして遊んでいる、なんてこともありますよね。こうした腹痛をくり返すお子さんの大半は、「機能性腹痛」に分類されると言われています。
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はいはいしないのは異常ですか?ーシャフリングベビーかもしれません

はいはいが始まる10か月前後のお子さんを育てる方から、「うちの子、はいはいをしません。異常でしょうか?」こんなご質問をいただくことがあります。麻痺や筋肉の緊張が原因である場合を除いて、はいはいをしないこと自体は成長発達において異常ではありません。そして、もしそのお子さんが座ったまま前にずって移動していたら、「シャフリングベビー」かもしれません。
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リンゴ病:子どもは心配無用、妊婦は要注意

「リンゴ病」をご存知でしょうか?頰がリンゴのように赤くなることが特徴的な感染症の一つです。伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)とも呼びます。年長児を中心に子どもが多くかかります。広い意味では、風邪の一種です。ヒトパルボウイルスB19というウイルスへの感染で発症します。子どもが感染した場合、重症になることはまずありません。特効薬や予防接種もありません。
ただし、妊娠中の方は注意が必要です。
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小児科医が絵本の読み聞かせをすすめる理由

人間の脳は3歳までに80%が完成すると言われています。そして、この乳幼児期という重要な時期に様々な刺激が加わることは、お子さんのその先の将来の発達に大きく影響すると言われています。では、刺激としては何が望ましいのでしょうか?複数の論文で証明されていることがあります。それは、「絵本の読み聞かせ」が良いということです。
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子どものじんましん、最多は意外な原因

特に思い当たるきっかけもなく急にお子さんにじんましんが出て、「あれ?何かアレルギーのある食べ物を食べたかな?」と心配されたことはありませんか?実はお子さんのじんましんで最も多いとされている原因は意外なものなのです。 続きを読む


インフルエンザワクチンの副反応ってどんなものがあるの?

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ワクチン接種後に発熱などお子さんの体調変化があると心配になると思います。しかしそのほとんどは重症化することのない副反応です。インフルエンザの予防接種は何十年も安全に行われており、基本的には心配することなく受けることが可能です。

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正しく子どもの虫除けを!ディート・イカリジンの注意点

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蚊に刺されに困ることも多い季節となりました。虫除け剤を正しく使用して、虫刺されによるストレスがないようにしたいですね。現在、国際的に効果が認められ、厚生労働省のウェブサイトに記載のある虫除け剤の成分として「ディート(DEET)」と「イカリジン(ピカリジン)」の二種類があります。それぞれについてお伝えします。

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麻疹(はしか)から子どもを守るために予防接種を

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沖縄での流行を受け、「麻疹」(ましん、通称「はしか」)という感染症に対して漠然と不安を持っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

実はこの感染症、2008年の時点では国内で年間1万人強の感染者がいました。その後予防接種の2回接種が徹底され、2015年の時点で年間35人まで激減しました。

しかし、どうしても国境を超えた人の往来がある現代において、国外から持ち込まれることは防ぎきれません。万が一持ち込まれた場合に、その広がりを最小限に食い止めるためにできることは、子どもから大人までしっかり予防接種をしておくことです。

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「ヒトメタニューモウイルス」小児科医によるカンタン解説

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「ヒトメタニューモウイルス」このあまり耳慣れないウイルスについて知っていますか?このウイルスは、ずっと昔から存在したと考えられていますが、発見されたのは2001年とかなり最近です。その後、外来で簡単に検査できるキットが開発されたため、ヒトメタニューモウイルス感染症と診断される機会が増えています。余計な心配をしないで済むように、この得体の知れないヒトメタニューモウイルスとその感染症についてご紹介します。 続きを読む


ほとんどの風邪に抗菌薬は効きません

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「風邪を早く治したいので、抗生剤をいただけませんか?」「念のため抗生剤をいただけませんか?」そんなご要望を外来で伺うことがあります。お気持ちはわかります。お子さんが早く良くなることは小児科医含め誰もが望んでいることです。しかし、風邪に抗菌薬を使うことでそれが達成されるわけではありません。(抗生剤という呼び名のほうが耳慣れているかもしれませんが、正しくは、抗菌薬と呼びます。)

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インフルエンザの予防接種の有効率って低いの?ーよくある誤解ー

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「インフルエンザのワクチンって、意味あるのですか?」という質問をご家族から受けることがあります。「年によって変動しますが、だいたいインフルエンザワクチンは有効率60%ぐらいで、効果がありますよ」とお答えすると、「ほらやっぱり、そんなに低いなら打ちたくないです」という感想を言われることがあります。

しかし、それは本当に低いのでしょうか?

そんなことはありません。

本記事ではインフルエンザワクチンの有効率に関してご紹介しようと思います。

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犬が吠えるような子どもの咳(=クループ)には要注意

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お子さんが、犬が吠えるような咳をしたことはありませんか?オットセイの鳴き声のような咳と表現されることもあります。この特徴的な咳が出る状態は「クループ」と呼ばれ、注意が必要です。時間帯としては、夜間や早朝によく起きます。

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難聴の危険性もあるおたふくかぜ

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国内でおたふくかぜによって難聴になった人が少なくとも2年間(2015-2016年)で336人にのぼると日本耳鼻咽喉科学会が発表しました。おたふくかぜは耳の下のほほが腫れる病気で、ほとんどの場合は、何事もなく自然に治ります。しかし、その一部には難聴のような、大きな合併症も起きることをご存知ですか?

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乳児は要注意「RSウイルス」

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ニュースで名前が流れることもあり、なんとなく聞き馴染みの出てきたRSウイルス。RSウイルス自体はありふれていて、1歳までに50%、2歳までにほぼ100%のお子さんが感染します。このウイルスに関して、年齢による症状の違い、そして日常での注意点についてお伝えします。

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手足口病やヘルパンギーナなど子どもが口を痛がるときの食事

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暑い日が続いていますね。この時期に流行るのは、手足口病、ヘルパンギーナといった、いわゆる「夏風邪」たちです。

いずれも特効薬がなく、熱さましを使いながら様子を見るしかない病気です。特別に病原性が高いというわけではないので、もしかかってしまっても、悲観的になりすぎる必要はありません。ただ、普通の風邪よりも、食事を痛がって、固形物を食べたがらない様子はありませんか?

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