特に思い当たるきっかけもなく急にお子さんにじんましんが出て、「あれ?何かアレルギーのある食べ物を食べたかな?」と心配されたことはありませんか?実はお子さんのじんましんで最も多いとされている原因は意外なものなのです。
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「小児科オンラインジャーナル」は、お子さんの健康に関する様々な情報を発信しています。病気の症状や原因、対処法はもちろん、予防接種や健診、子どもの成長に関する豆知識まで、小児科医が分かりやすく解説しています。
特に思い当たるきっかけもなく急にお子さんにじんましんが出て、「あれ?何かアレルギーのある食べ物を食べたかな?」と心配されたことはありませんか?実はお子さんのじんましんで最も多いとされている原因は意外なものなのです。
続きを読む冬になると毎年、インフルエンザだけでなくウイルス性胃腸炎も流行します。ウイルス性胃腸炎は、ノロウイルスやロタウイルスによるものが有名ですが、今回はウイルス性胃腸炎に共通した注意事項についてお伝えします。
ウイルス性胃腸炎はウイルスが口から入ることで感染します。ウイルスが付着している食品を直接口に入れたり、ウイルスを含んだ便などを触った手などを介して、口からウイルスが侵入していきます。小さいお子さんですと色々なところを触ったり、なめたりすることで、ウイルスに感染する確率は高くなります。
特にノロウイルスの場合は便の中だけではなく、嘔吐物の中にも含まれており、感染力も強いため、集団感染を起こすことが知られています。
ウイルス性胃腸炎はとにかく手を介して感染するので、予防にはなによりもお子さんの手洗いが有効です。そして、下痢や嘔吐などの症状がある時は、家族内でうつしてしまわないように、家族全員が石鹸と流水でいつもよりも丁寧に洗うことを心がけましょう。
ウイルスを口にして感染してから症状が出現するまでには一定の期間があり、これを潜伏期間と言います。潜伏期間はウイルスで異なり、ノロウイルスであれば12-48時間、ロタウイルスであれば24-72時間といわれています。
胃腸炎の初期症状としては発熱、嘔吐、下痢、腹痛などが出現します。これらの症状は数日-10日程度で自然に軽快します。ただし、下痢や嘔吐による水分の喪失によって、深刻な脱水状態になってしまうと緊急入院が必要なことがあります。
ウイルス性胃腸炎に感染した場合には特別なお薬はありません。ほとんどのお子さんは自宅での水分補給で自然に症状は軽快します。水分摂取の方法に関しては小児科オンラインジャーナルの過去の記事も参考にしてみてください。(「胃腸炎の子どもがとるべき『水分』」「胃腸炎にかかってしまったら〜嘔吐に対して家でできる3つのこと」)
さらに詳しく聞いてみたい方はぜひ直接ご相談ください。
小児科オンラインはこれからもお子さんの嘔吐・下痢、感染症、消化器に関する疑問を解決するために情報を発信していきます。
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お子さんも保護者の方も、とっても楽になりますよ。
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また、しゃっくりが多かったり、呼吸をする際にゼーゼーなどは聞こえていませんか?
このような症状をくり返していたら、もしかしたら胃食道逆流(GER)が原因かもしれません。
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昨今のキャンプブームでキャンプサイトが整備され、便利なアウトドアグッズも続々と登場し、キャンプがより身近なものとなってきました。
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強い真夏日、外出先では気をつけていたつもりでも気がついたらお子さんの肌が赤く日焼けしていた、なんてこともありますよね。そんなときの対処法について解説します。