牛乳・乳製品や乳を含む加工品は、生活の中で欠かせない食品ですが、乳幼児期の3大食物アレルギーの一つでもあります。完全母乳で、粉ミルクを飲んだことがない、または新生児期に少し飲んでいたけどその後は何ヶ月も飲んでいない、などの場合はアレルギーに注意しながら乳を開始しましょう。
今回は、アレルギーが心配な場合の離乳食〜幼児期の乳の進め方の例と、注意する点を解説します。
*一般的な月齢に応じた離乳食の進め方に加えて注意することとして参考にしてください。
牛乳・乳製品や乳を含む加工品は、生活の中で欠かせない食品ですが、乳幼児期の3大食物アレルギーの一つでもあります。完全母乳で、粉ミルクを飲んだことがない、または新生児期に少し飲んでいたけどその後は何ヶ月も飲んでいない、などの場合はアレルギーに注意しながら乳を開始しましょう。
今回は、アレルギーが心配な場合の離乳食〜幼児期の乳の進め方の例と、注意する点を解説します。
*一般的な月齢に応じた離乳食の進め方に加えて注意することとして参考にしてください。
小麦はうどんなどの麺類、パン、揚げ物やシチュー、おかし、調味料など、あらゆる食品で使われる欠かせない食物の一つです。しかし、乳幼児期に食物アレルギーの原因となることが多い食物でもあります。今回は、離乳食〜幼児期の小麦の食べ進め方について解説します。
*一般的な月齢に応じた離乳食の進め方に加えて注意することとして参考にしてください。
鶏卵は、食物アレルギーの頻度が最も高く、離乳食の時期から慎重に進めている方も多いかと思います。鶏卵は加熱をすればアレルギー症状が出にくくなるので、まずは固ゆで卵から開始します。今回は固ゆで卵をある程度食べられることがわかった後、他の卵料理や加工品をどのように進めていくかをお伝えします。
離乳食での最初の卵の始め方については、「離乳食での卵の進め方」を参照してください。
*明らかに食物アレルギーの症状が出たことがある、血液検査でIgE抗体価が高い、アトピー性皮膚炎がある、などの場合は必ず医師の指示のもとで食べ進めてください。
口の中の粘膜に、果物や野菜などの食物が接触することで、口の中がピリピリしたり、イガイガしたりする食物アレルギーを「口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome: OAS)」といいます。花粉のアレルギーが関わって、果物や野菜を食べた時に出てしまう食物アレルギー(PFAS)の症状としてよく見られますが、今回は症状が出た時の対応や注意することについてお伝えします。
食物アレルギーのお子さんがいる保護者の方であれば、「食物経口負荷試験」や「経口免疫療法」といった言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
名前は聞いたことがあっても、両者の違いはご存じない方も多いのではないでしょうか。
今回は両者の違いについて解説します。
両親や兄姉にアレルギーがあると、生まれてくる赤ちゃんもアレルギーになってしまうのではないか、と心配されるのではないでしょうか。何か予防できる方法はないかと考える方も多いでしょう。
今回は食物アレルギーを起こしやすくする要因と予防についてお伝えします。
(本記事は2022年1月31日に一部表記を修正しました。)
食物アレルギーがある場合、正しい診断に基づいて原因となる食物を必要最小限の範囲で除去をして(食べないようにして)、アレルギー症状が出るのを防ぎます。しかし、原因食物が含まれていても除去が不要であったり、名前が似ているために紛らわしいものもあります。食物別にアレルギーがあっても食べて大丈夫とされているものを紹介します。
「食物アレルギーがあると、ずっと原因の食物を食べられない?」「アレルギーが治ったかどうやってわかるの?」など先のことが心配になるかと思います。今回は即時型の食物アレルギー(原因の食物を食べて2時間以内にアレルギー症状が出る最も典型的なタイプの食物アレルギー)が「治る」とは何か、について解説します。
(本記事は2022年1月31日に一部表記を修正しました。)
いつ起こるかわからない自然災害。アレルギー疾患をお持ちのお子さんは、避難所や水道などのライフラインが絶たれた生活のなかでは、「食べられるものがない」「急に喘息発作が」「お風呂に入れず、アトピーが悪化した」などの困りごとに直面します。
災害時の不安を最小限にできるよう、日頃からの備えと少しの工夫が大切です。
食物アレルギーがあると、保育園ではどのような対応をしてもらえるのか?心配なことが多いかと思います。今回は、食物アレルギーのあるお子さんが保育園に入園する際に、保護者の方に知っておいて頂きたいことを解説します。
(本記事は2022年1月31日に一部表記を修正しました。)
こどもがアレルギーにならないように、ミルクじゃなくて完全母乳にして、離乳食はなるべく遅らせた方がいい・・・などと聞いたことがあるかもしれません。本当にそうする必要があるでしょうか?今回は食物アレルギー発症の予防にまつわる誤解についてお伝えします。(「発症の予防」とすでにアレルギーがあることがわかっている人が「症状が出ないように気をつけること」は異なります。今回は「発症の予防」のお話です。)
「卵アレルギーがあるとインフルエンザワクチンが打てない」と聞いたことがあるかもしれません。なぜそのように言われているのか、実際に打つことができるのか、を解説します。
(本記事は2022年1月31日に一部表記を修正しました。)
アレルギーに関して調べると、重症の反応として「アナフィラキシー」という用語を見かけるかと思います。アナフィラキシーとはどのようなもので、症状や起こした時にどんな点に注意すべきかを解説します。
食物アレルギーの原因は、赤ちゃんの時は鶏卵・乳・小麦が圧倒的に多く、年齢が大きくなると魚卵、ナッツ類、果物、甲殻類(エビ・カニ)やピーナッツなどが増えてきます。今回は、身近な食物でアレルギーの注意が必要な大豆、ナッツ類、そば、ゴマ、魚卵について解説します。
(本記事は2022年1月31日に一部表記を修正しました。)
食物アレルギーの疑いがある場合、詳細な状況の確認(問診)に加えて、血液検査を行う場合が多いです。今回は、一般的な(即時型)食物アレルギーで行う血液検査の一つである「特異的IgE抗体検査(とくいてきあいじーいーこうたいけんさ)」の解釈についてご紹介します。
運動中に全身のじんましんや呼吸困難などの重いアレルギー症状が出たけれど原因がわからない、という場合、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIA)」の可能性を考える必要があります。今回は食物依存性運動誘発アナフィラキシーの特徴や診断の仕方、注意点について解説します。
(本記事は2022年1月31日に一部表記を修正しました。)
アトピー性皮膚炎の治療や、毎日処方されたお薬を塗るのは大変ですよね。アトピー性皮膚炎を良くするためにも、他にお家でできることはないのだろうかと疑問に思ったことはありませんか?
アトピー性皮膚炎のホームケアのポイントはズバリ「皮膚を清潔に保ちつつ、皮脂を落とし過ぎないこと」です。
以下に具体的なポイントをご紹介していきます。
食物アレルギーの診断には、アレルギーが疑われる食物を実際に食べて症状がでるかどうかを確認する食物経口負荷試験(以下、食物負荷試験)が重要です。(「正しく理解!食物アレルギーの検査」も参照してください。)今回は食物負荷試験がどんな検査なのか解説します。