「HPVワクチンを打とうと思うけど、どこでどうやって打つの?」という質問をたくさん頂きます。また、接種後の怖い症状を強調する情報も多く、不安を感じているご両親も多くいます。
この記事では、効果についてご紹介した「HPVワクチン(1)子宮頸がん予防だけじゃないその効果」に続き、実際の接種方法と気になる副反応について説明します。
「HPVワクチンを打とうと思うけど、どこでどうやって打つの?」という質問をたくさん頂きます。また、接種後の怖い症状を強調する情報も多く、不安を感じているご両親も多くいます。
この記事では、効果についてご紹介した「HPVワクチン(1)子宮頸がん予防だけじゃないその効果」に続き、実際の接種方法と気になる副反応について説明します。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関して、いろいろな情報がとびかっており「どうしたらいいの?」と感じるご両親は多いと思います。この記事では、まずワクチンの効果に関して分かりやすく解説します。
赤ちゃんの突然死は、毎年一定数報告されています。その中でも、乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome: SIDS)は、様々な検査や解剖などでも原因がわからない突然死です。いまだ、確実に予防できる方法はわかっていませんが、子育てをする上で気をつけた方がいいことが、少しずつ解明されてきています。例えば、うつぶせ寝が危険であることはご存知の方も多いのではないでしょうか。
しかし、同時に
「勝手に寝返りするのに、いつもあおむけにするのは難しい。」
「何歳まであおむけで寝かせるの?」
などの疑問を感じたこともあるのではないでしょうか。
このようなちょっとした疑問を踏まえながら、今日からできる3つの予防法をご紹介します。
外来で時折保護者の方から「耳垢をとってもらえますか?」、「子どもの耳掃除はした方が良いですか?」と聞かれることがあります。
今回は小児科医の視点から子どもの耳掃除に関してお伝えしたいと思います。
子どもが成長していくと、陰毛が生えたり、女の子なら胸がふくらんだりして、いずれは大人の体になります。
しかし、「周りの子と比べてかなり早いのでは?」と思われた時には「思春期早発症」を考えた方がよいかもしれません。
続きを読む「結局、風邪や胃腸炎にならないためには何をすればよいですか?」という質問をよくいただきます。風邪や胃腸炎のほとんどは、特に後遺症もなく自然とよくなります。しかし、やはりなるべくその頻度を減らしたいというのが親心と思います。「抗微生物薬適正使用の手引き 第三版」(2023年11月、厚生労働省)に基づき、風邪や胃腸炎予防に関してご紹介いたします。
続きを読むお子さんが朝起きたら、昨日まではなかった目の赤みがあることってありませんか?「風邪気味なのと、目も関係ある?」「すぐに受診しなければいけない?」「原因は何?」などと気になりますよね。今回はお子さんの目の赤い時の原因や気をつけるべきことをお伝えします。
小児科で吸入を行なったことはありますでしょうか?吸入とは、モクモクと出る水蒸気を吸い込むような治療のことです。耳鼻科の吸入ではなく、小児科で吸入をしたことがあるお子さんは、もしかしたら「気管支ぜんそく」や「ぜんそくの気があるね」といわれたことがあるかもしれませんね。
※本記事では、「気管支ぜんそく」「ぜんそくの気がある」「小児ぜんそく」を便宜的に同じ”ぜんそく”と表現します。
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1歳半健診などで、母乳に栄養がなくなるから卒乳したほうがいい、母乳を飲み続けていると虫歯になる。そんな話を聞いて母乳をいつまでいいのか悩んでしまうお母さんは多いと思います。今回は、卒乳の時期、母乳と虫歯の関係についてお伝えします。
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2020年8月1日生まれのお子さんからロタウイルスワクチンを定期接種として接種できるようになりました。このロタウイルスワクチンについて簡単に解説します。
(本記事は2020年11月27日に情報を更新しました。)
お子さんの首を触った時に今までになかった首のしこりに気づくことがあるかと思います。突然できたのではないかと保護者の方は心配になりますよね。
今回はこの首のしこりに関してお伝えしたいと思います。
自転車の補助椅子にお子さんを乗せることがあると思います。短時間だからいいやと、お子さんにヘルメットを着用させずに乗せてしまったことはありませんか?(本記事は2024年4月15日に一部表記を修正しました。)
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ハイハイが上手になり、つかまり立ちや一人歩きも始まってくると、子どもの行動範囲は急激に広がっていきます。好奇心旺盛な子どもは何でも口に入れて確かめようとします。
子どもの誤食の中で極めて多いものはタバコです。今回はどのくらいの量を食べたら危険なのか、もしも食べてしまったらどう対応したらよいかを4つのポイントに分けて紹介します。
蚊に刺されは何故かゆく腫れるかご存知でしょうか?理由は、蚊の唾液に含まれるたんぱく質へのアレルギー反応です。このアレルギー反応の程度にはお子さんごとの個人差があり、その程度によって反応の強さが変わります。今回は、蚊に刺されの反応の強さ別に対応方法をお伝えします。
続きを読む小児科外来ではよく、「子どもの腕が突然動かなくなりました」とご相談を受けます。そのような時、お子さんは片方の腕を曲げた状態で、動かそうとしても動かすことができず、診察の結果、多くの場合「肘内障(ちゅうないしょう)」の診断となります。今回はその肘内障に関して説明します。
目をキラキラさせて周りのものに興味を持つお子さんたち。6か月を迎える頃には、身の回りのものに手を伸ばして口に運ぶ動作が見られるようになります。
飲み込まないよう細心の注意を払っていても、ふとした隙に、小さなおもちゃや食べ物など、お子さんが口に運んだものが、のどに詰まり、息ができなくなることがあります。このような、気道(鼻や口から肺に至るまでの空気の通り道)が塞がれ息のできない状態を、窒息と呼びます。
窒息は、そのままの状態が続けば死に至りうるため、一刻も早い的確な対応が重要です。今回は、いざという時いつでもどこでも実践できる、窒息の応急処置をご紹介します。