ステロイドの塗り薬。子どもにも使って大丈夫?ステロイドの「ランク・強さ」を紹介

お肌のトラブルで受診すると、ステロイドの塗り薬を処方されたことがある方は多いのではないでしょうか。

ステロイドの塗り薬は広く使われているお薬ですが、一方で、強いお薬なのではないか、副作用が心配、という声もよく耳にします。

本記事ではステロイドの塗り薬について、ランクや強さをご紹介します。

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起立性調節障害の薬物療法

朝が弱い、起き上がるのが大変な子どもを見て、起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)を心配している親御さんもおられるかと思います。今回は、ODの薬物療法や、見通しについて解説します。

ODの説明や日常生活でできる工夫については、「朝起きられない、学校への行き渋りー自律神経機能の低下が原因かも?」も参照ください。

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その風邪薬、本当に必要?

小児科には咳や鼻水のいわゆる風邪で来院される方がたくさんいます。

特に保育園に入りたてのお子さんは頻繁に風邪をひくため、ずっと鼻水が続いていて、気がついたらずっと風邪薬を飲み続けている!なんてこともあるのではないでしょうか。

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アトピー性皮膚炎の「モイゼルト軟膏」ってどんな薬?

アトピー性皮膚炎の炎症を抑えるぬり薬はステロイドプロトピック軟膏(タクロリムス)コレクチム軟膏(デルゴシチニブ)に加えて、モイゼルト軟膏(ジファミラスト)が2022年6月から使えるようになりました。

その特徴と、他のぬり薬との違いについてお伝えします。

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湿疹治療のステロイドの塗り薬〜ぶり返しを防ぐ中止のタイミング〜

お子さんのかゆそうな湿疹、病院でステロイドの塗り薬をもらい、よくなったと思ってやめたらまたひどくなった、というぶり返しの経験はありませんか。そんな時は、塗り薬をやめるタイミングが早すぎるのかもしれません。長引く湿疹(アトピー性皮膚炎を含む)で皮膚がすべすべに戻った後の塗り薬のやめ方について解説します。

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赤ちゃんの困りごとに漢方薬を試してみませんか?

漢方薬と聞くと何となく体にいいような気もするけど、赤ちゃんにそもそも飲ませてもいいのか、ちょっとわかりにくいですよね。でも症状によっては一般的な薬よりも漢方薬の方がよく効くことがあります。今回は赤ちゃんに漢方薬が効きやすい症状をご紹介します。

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正しく子どもの虫除けを!ディート・イカリジンの注意点

蚊に刺されに困ることも多い季節となりました。虫除け剤を正しく使用して、虫刺されによるストレスがないようにしたいですね。現在、国際的に効果が認められ、厚生労働省のウェブサイトに記載のある虫除け剤の成分として「ディート(DEET)」と「イカリジン(ピカリジン)」の二種類があります。それぞれについてお伝えします。

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ほとんどの風邪に抗菌薬は効きません

「風邪を早く治したいので、抗生剤をいただけませんか?」「念のため抗生剤をいただけませんか?」そんなご要望を外来で伺うことがあります。お気持ちはわかります。お子さんが早く良くなることは小児科医含め誰もが望んでいることです。しかし、風邪に抗菌薬を使うことでそれが達成されるわけではありません。(抗生剤という呼び名のほうが耳慣れているかもしれませんが、正しくは、抗菌薬と呼びます。)

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マイコプラズマの正しい治療〜抗菌薬の考え方〜

マイコプラズマと診断されたけれど薬を処方されなかった、抗菌薬を処方されたけれどなかなか症状がよくならない、といったお話を聞くことがあります。それらはどういうことなのでしょうか。お薬は、効果と副作用のバランスが重要ですが、マイコプラズマにおいても同様です。今回はそれらを踏まえて、マイコプラズマにおける抗菌薬の治療をご紹介します。

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食物アレルギーじゃない人にも知ってほしい!緊急用のエピペン®

エピペン®というアレルギーの緊急用の薬剤のことをご存知ですか?自分自身が食物アレルギーの方、食物アレルギーのお子さんの保護者の方以外は、あまりご存知ないかもしれませんね。しかし、大人と違って自分で薬剤を使用できない子どもは、周囲の大人にその知識がないと、みるみる具合が悪くなり、死亡してしまう場合もあります。しかもお子さんは常に保護者の方と一緒にいるわけではありません。ぜひこの記事でエピペンについて知ってくださいね。

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ステロイドのぬり薬、あまり知られていない3つのポイント

湿疹やアトピー性皮膚炎でよく処方されるステロイドのぬり薬ですが、「〇〇ローションは頭に」「△△クリームは顔に」「□□軟膏は体に」などと指示され、「なんでこんなにいろいろあるの?」「全部ローションならぬりやすいのに」などと思われたことはありませんか?もちろんちゃんと理由があって使い分けられています。今回はステロイドのぬり薬について整理してみましょう。

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熱性けいれんのお子さんへの解熱薬とダイアップ使用のコツ

熱性けいれんは10人に1人のお子さんが経験するよくある病気です。

熱性けいれんでお医者さんにかかった時、解熱薬やけいれん予防のための「ダイアップ」を処方されたことのある方も多いのではないでしょうか?今回は、2つの薬の使い方のコツをご紹介します。

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熱性けいれんは10人に1人のお子さんが経験するよくある病気です。

熱性けいれんでお医者さんにかかった時、解熱薬やけいれん予防のための「ダイアップ」を処方されたことのある方も多いのではないでしょうか?今回は、2つの薬の使い方のコツをご紹介します。

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