発達
実は、日本の小児科学会も世界保健機関(WHO)も米国小児科学会(AAP)も「フォローアップミルク」は不要という見解です。結論としては、フォローアップミルクを使う必要はないのですが、この記事ではそのフォローアップミルクがどんなものかご説明します。
小児科の外来で体格に関するご相談を受ける際、低身長や過体重に比べて、「やせているかも?」というご相談はやや少ない印象です。しかし、不健康なやせは子どもの生活の質に大きく関わります。
生後6ヶ月を過ぎてくると、健診や母子手帳の説明に「おすわり」が登場してきますね。
まだグラグラするけど、大丈夫?おすわりしようとしないけど、平気なの?などの、よくあるお悩みについて解説します。
お子さんが言葉を詰まらせたり、話すのに時間がかかってしまうことがあると思います。
そういう時には急かしたり、話し方を無理に治そうとせず、時間がかかっても最後までお話を聞いてあげることが大切です。
子どもの気になる行動が「チックなのではないか?」というご質問をよく頂きます。
今回はチックの特徴や一般的な経過、チックを理解する上でのたいせつなポイントについてまとめてみました。
お子さんの言葉の発達に不安を感じていらっしゃる保護者の方は多いと思います。
でも言葉の成長は個人差が大きいもの。
理解と表出、社会性がバランス良く発達できていれば焦る必要はありません。
お子さんのはじめての歩行は保護者の方にとって、とても待ち遠しい、嬉しいイベントです。
その開始時期には個人差があり、「うちの子はまだ歩かない」とご心配されている保護者の方もおられると思います。
今回は歩行の一般的な発達経過や、受診を考えた方が良い目安をご説明します。
続きを読む早産や低出生体重でお生まれの場合、発育や発達の目安が母子手帳やネット情報、育児書通りに進まないことが多く、心配になりますよね。
この記事では発達と予防接種の考え方についてお伝えします。体重増加についての考え方は「早産児の体重増加の考え方」をご覧ください。
生まれた赤ちゃんが早産児、低出生体重児の場合、NICU退院後に様々な不安や心配をお持ちかと思います。早産で生まれても、目の前のお子さんは目覚ましいスピードで発達、発育しているのですが、ご両親が想像していたお産や子育てと違ってしまったことで、心配な気持ちが上回ってしまうことも多いでしょう。
今回は体重増加・発育の考え方について、低出生体重児保健指導マニュアルに沿ってお話ししていきたいと思います。
お子さんが産まれてお世話をしていると、突然びくっと手を広げるような動きを見ることはありませんか。これは赤ちゃんに見られる正常な反射の一つです。赤ちゃんは成長の過程でいくつかの反射が出ます。その反射について解説します。
続きを読むお子さんのテレビゲームやスマートフォンの使い方は、病院で相談することではないと思っていませんか?
お子さんの健康・成長発達に関することは全て、小児科医の担当です。
携帯電話を使ってSNSを見たり、YouTubeを見たり、テレビで番組を見たり、ゲームをしたりと、スクリーンは今や私たちの生活には欠かせません。
親御さんがスクリーンを使う姿を見て、お子さんも同じように使いたいと思っていることでしょう。
小児科医の立場から、2歳以降のお子さんがスクリーンを使う上で守っていただきたい注意点をまとめました。
テレビやタブレットなどのスクリーンが子どもによくないことは分かっているけれど、子どもが夢中になって静かになってくれるのでついつい見せてしまうことってありますよね。「生後いつ頃からテレビを見せてもいいの?」「言葉の習得のためにもテレビはいいのではないか?」といった疑問について、この記事では2歳未満に焦点を当てて解説します。
おしゃぶりに関して「おしゃぶりをすると赤ちゃんがとても落ち着く」というポジティブなイメージから、「クセになる、歯並びや噛み合わせが悪くなるなど、悪影響が心配」とネガティブな意見まで、様々なご相談が寄せられています。
この記事では、おしゃぶりとの上手な付き合い方をご説明したいと思います。
お子さんが指しゃぶりをする姿は可愛らしいですが、インターネットにはデメリットも載っていたりして、心配になることもありますよね。実は指しゃぶりについては、専門家の間でも意見が分かれています。指しゃぶりの年齢ごとの特徴やメリットとデメリットなどについてお伝えします。
赤ちゃんの「目」に関しては、様々なご相談が寄せられます。この記事では、生まれてから生後6ヶ月までに、赤ちゃんの目の異常を早期に発見する上で、おさえておきたいチェックポイントについてお伝えしたいと思います。
赤ちゃんの目の発達に関しては「赤ちゃんの目の発達〜おさえておきたい4つのポイント〜」をご参照ください。