前編で離乳食を食べない理由について、食べるための能力の発達に個人差があることと、お子さん本人が食べようとする意欲が十分に湧かないお話をしました。
この後編では、食べようとする意欲を沸かせる「楽しい食事」についてお話ししていきます。
前編で離乳食を食べない理由について、食べるための能力の発達に個人差があることと、お子さん本人が食べようとする意欲が十分に湧かないお話をしました。
この後編では、食べようとする意欲を沸かせる「楽しい食事」についてお話ししていきます。
用意した離乳食をお子さんが食べてくれないと、親としては悲しい気分になり、栄養が取れないのではないかと不安になりますよね。
今回は、全く離乳食を食べずすごく痩せていた娘を育てた小児科医が、食べてくれない子の食べない理由や対処法について、前編・後編にわたってお話しします。
「うちの子はまだ寝返りをしないけど大丈夫?」こんな不安を感じられたことはありませんか?
この記事では、赤ちゃんの「寝返り」に関して、これだけはおさえておきたい5つのポイントについてお伝えしていきたいと思います。
お子さんのかゆそうな湿疹、病院でステロイドの塗り薬をもらい、よくなったと思ってやめたらまたひどくなった、というぶり返しの経験はありませんか。そんな時は、塗り薬をやめるタイミングが早すぎるのかもしれません。長引く湿疹(アトピー性皮膚炎を含む)で皮膚がすべすべに戻った後の塗り薬のやめ方について解説します。
「赤ちゃんはうつぶせの練習をした方がいいの?」「いつから?どんなふうに?」「赤ちゃんがうつぶせするのを嫌がったら?」
赤ちゃんのうつぶせ時間(tummy time)の疑問について解説します。
赤ちゃんは、気持ちを言葉で伝えることができません。ご両親があれこれ考えて工夫しても、赤ちゃんの言い分がわからずに、ギャン泣きされて途方に暮れることもしばしば。そんな時、赤ちゃんを落ち着かせる方法についてお伝えしたいと思います。
予防接種のあと、副反応として接種した部分が赤くなる、固くなる、腫れる、といったことが起きることがあります。とはいえ、実際にお子さんに起こると心配ですよね。
今回は注意点や受診の目安をお伝えします。
「黄色いカサブタのようなものが頭にある、これなに?」「カサブタを取るにはどうしたらいい?」などのご質問を受けることがよくあります。このような湿疹は、赤ちゃんによくみられる「脂漏性湿疹」の可能性が高いです。本記事では脂漏性湿疹の原因や特徴、おうちでできること、受診の目安についてお話します。
赤ちゃんは、お母さんのお腹の中でへその緒を介してたっぷり栄養をもらって育ち生まれてきます。へその緒がついていたおへそは、お母さんと赤ちゃんが繋がっていた証。それはとても神聖な場所ですが、ケアをするには少しだけこわい場所でもあります。
そんな大切なおへその正しいケアの方法を解説します。
お子さんの離乳食で初めての食べ物をあげる時、アレルギーが起きないか心配になる事はありませんか?今回は、小さいお子さんの食物アレルギーで最も頻度が多い「卵の食べ進め方」についてご紹介します。
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すやすや寝ている赤ちゃんはとても可愛らしいですね。赤ちゃんの睡眠環境ではどんなことを注意したら良いのでしょうか?自分で自由に動けない赤ちゃんには、窒息や乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome: SIDS)という特有の怖い病気がありますので、赤ちゃんの睡眠環境は万全を期して整えたいものです。
BCGワクチンを接種すると必ず針痕がつきます。この時に話題に上がるのが「コッホ現象」。コッホ現象は「結核に感染しているお子さんにBCGワクチンを打つことで局所反応が早く強く出る現象」のことを指します。しかし「早く強く出る」とはどういったものでしょうか?
BCGワクチンの基礎知識については、「BCGを接種したところが赤くなったら結核??ー結核予防「BCGワクチン」の基礎知識」も合わせて参考にしてください。
お子さんのうんちのリズムがいつもと違っていて、何となく不機嫌だったり、食欲が落ちていたりすると、もしかして便秘?とご心配になりますよね。(便秘を疑う症状については、「便秘症チェックリストーこんな時は小児科へ」も併せてご覧下さい。)
そんなときはまず「綿棒浣腸」をしてみませんか。ご自宅で簡単にできる綿棒浣腸の方法について解説します。
離乳食は手作りで!と思っても、様々な事情で用意することが難しかったり、赤ちゃんが食べてくれなかったりすることがあると思います。そんなときは市販のベビーフードをうまく取り入れるのはいかがでしょうか。今回は、厚労省の策定する「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」を参考にしながら、ベビーフードのメリットや取り入れ方についてご紹介します。
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生まれたばかりの赤ちゃんに母乳やミルクを飲ませるのは一苦労ですよね。飲んだ後のゲップがうまくいかないというお悩みも、ゲップと一緒にせっかく飲んだものを吐き戻してしまうんじゃないかという心配の声も、よく聞きます。
漢方薬と聞くと何となく体にいいような気もするけど、赤ちゃんにそもそも飲ませてもいいのか、ちょっとわかりにくいですよね。でも症状によっては一般的な薬よりも漢方薬の方がよく効くことがあります。今回は赤ちゃんに漢方薬が効きやすい症状をご紹介します。
「頭の形が良くないかも。ゆがんでる?」「大きくなったら自然に治る?」小さな赤ちゃんの頭の形、ご心配になりますよね。欧米では、SIDS(乳児突然死症候群)の予防目的でうつぶせ寝を避けるようになったため、頭の形の相談が増えてきていると言われています(1) 。今回は頭の形が気になった時、保護者の方はどう対応すれば良いか、参考文献(1)〜(6)に基づいて解説します。