現在、結核に有効な唯一のワクチンであるBCGワクチンは、日本では白い筒状の容器をスタンプのように腕に押して接種する方法が取られています。ここでは、BCGワクチンが結核に対してどのくらいの予防効果があるのかをお話ししていきます。
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現在、結核に有効な唯一のワクチンであるBCGワクチンは、日本では白い筒状の容器をスタンプのように腕に押して接種する方法が取られています。ここでは、BCGワクチンが結核に対してどのくらいの予防効果があるのかをお話ししていきます。
続きを読む思春期が始まる時期には個人差があります。ただし、一定の時期より早かったり遅かったりする場合には、治療が必要な病気が隠れていることがあります。今回は思春期が遅めの場合の注意点についてお話しします。
早めの場合は「この年齢で思春期?ー早く思春期がきたときに考えるべきこと」をご参照ください。
続きを読む私たち大人の食事はどうしても塩分過剰に傾きがちなので、健康のためには塩分控えめが良いと推奨されています。
一方で最近の夏は猛暑の日も多く、「熱中症予防に塩分摂取を!」と真逆のことが言われて、混乱してしまいますよね。
では、赤ちゃんの離乳食や子どもの食事の塩分はどのように考えたら良いのでしょうか?
こどもがアレルギーにならないように、ミルクじゃなくて完全母乳にして、離乳食はなるべく遅らせた方がいい・・・などと聞いたことがあるかもしれません。本当にそうする必要があるでしょうか?今回は食物アレルギー発症の予防にまつわる誤解についてお伝えします。(「発症の予防」とすでにアレルギーがあることがわかっている人が「症状が出ないように気をつけること」は異なります。今回は「発症の予防」のお話です。)
「この薬を飲んで母乳を与えると、赤ちゃんに影響しないかしら」と、授乳中に薬を使うことを躊躇するという声が多数寄せられています。この記事では、授乳と薬の基本的な考え方をお伝えしていきたいと思います。
「こどもの包茎って何かした方がいいの?」と考える保護者の方は少なくないと思います。でも、「おちんちんのことは、よく分からない」というお母さんや、「小さいころのおちんちんのことなんて覚えていないよ」というお父さんが多いのではないでしょうか。小児科医の立場からこどもの包茎の治療について解説します。
「子どものスポーツに伴うケガと障害(前編)〜原因と受診の目安〜」では、症状から考えられる痛みの原因や病院受診の目安について解説しました。
後編では、スポーツに伴うケガの応急処置や障害の予防法を紹介します。
乳幼児を過ぎ、小学生以上になるとスポーツクラブや部活動で運動に励む子どもたちも多くなりますね。
もちろんケガをすることもあると思いますが、ケガをした様子がなくても、筋肉や関節などからだの痛みを訴えることはありませんか。
前半は症状から考えられる原因や病院受診の目安について解説し、後半ではケガや障害があった時の応急処置や予防法を紹介します。
テレビやタブレットなどのスクリーンが子どもによくないことは分かっているけれど、子どもが夢中になって静かになってくれるのでついつい見せてしまうことってありますよね。「生後いつ頃からテレビを見せてもいいの?」「言葉の習得のためにもテレビはいいのではないか?」といった疑問について、この記事では2歳未満に焦点を当てて解説します。
「揺さぶられっ子症候群」という言葉を聞いたことがありますか?名前の通り、お子さんの頭が激しく揺さぶられて起こる症状のことです。そう聞くと、普段の生活の中でどの程度の揺れ方なら安全なのか、心配な親御さんは多いと思います。今回は揺さぶられっ子症候群について解説します。
以前は国民病と呼ばれるほど多い病気であった結核感染症ですが、最近では話題になることが少なくなってきました。この記事では、現在の日本の状況、どんな人がかかりやすいのか、また小児結核の現況を紹介します。
アレルギーに関して調べると、重症の反応として「アナフィラキシー」という用語を見かけるかと思います。アナフィラキシーとはどのようなもので、症状や起こした時にどんな点に注意すべきかを解説します。
食物アレルギーの原因は、赤ちゃんの時は鶏卵・乳・小麦が圧倒的に多く、年齢が大きくなると魚卵、ナッツ類、果物、甲殻類(エビ・カニ)やピーナッツなどが増えてきます。今回は、身近な食物でアレルギーの注意が必要な大豆、ナッツ類、そば、ゴマ、魚卵について解説します。
子どものちょっとした爪トラブルはよくありますよね。病院に行くほどでもないけれど、どうしたらいいか悩んでいませんか。
この前編では爪に関してよく寄せられるトラブルを解説し、後編では指先にやさしい爪の切り方を紹介します。
食物アレルギーの疑いがある場合、詳細な状況の確認(問診)に加えて、血液検査を行う場合が多いです。今回は、一般的な(即時型)食物アレルギーで行う血液検査の一つである「特異的IgE抗体検査(とくいてきあいじーいーこうたいけんさ)」の解釈についてご紹介します。
運動中に全身のじんましんや呼吸困難などの重いアレルギー症状が出たけれど原因がわからない、という場合、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIA)」の可能性を考える必要があります。今回は食物依存性運動誘発アナフィラキシーの特徴や診断の仕方、注意点について解説します。
赤ちゃんにとって離乳食を食べるのは初めての体験ですが、親御さんにとっても離乳食をあげるのは初めての体験です。そのため不安や課題を抱えることも多く、親御さんから「本やインターネットに載っている通りにいかないんです」とか「書いてある量よりもっと食べたがるのですが」などの質問もよく聞かれます。今回は標準的な離乳食の回数と量の考え方とバリエーションについてお話しします。