世界中で炎症性腸疾患が増えており、そのうち約20%は18歳未満に発症しているといわれています。長期間におよぶ腹部症状がある場合は、以下を参考に医療機関の受診を検討してみてください。
作者別: syounikaonline
夜遅くまで起きている幼児が増えていることをご存知ですか?2000年の調査によると、22時以降に寝るこどもは、1歳児の54.3%、2歳児の59.2%、3歳児の51.8%、4歳児の38.6%、5~6歳児の39.6%と、いずれの年齢においても、その割合は2000年以前よりも著しく増えています。
日本では「早寝、早起き」という言葉がありますが、早く寝ないと何か影響があるのでしょうか?また、早く寝るための対策にはどのようなものがあるのでしょうか?
食物アレルギーがある場合、正しい診断に基づいて原因となる食物を必要最小限の範囲で除去をして(食べないようにして)、アレルギー症状が出るのを防ぎます。しかし、原因食物が含まれていても除去が不要であったり、名前が似ているために紛らわしいものもあります。食物別にアレルギーがあっても食べて大丈夫とされているものを紹介します。
お子さんが小学6年生になり、無事二種混合(DT)ワクチンを接種し、「ああ、うちの子の予防接種もこれでやっと終わりね。」と、ほっとひと安心される保護者の方も多いことでしょう。
でも、そのあとにも、忘れないで受けてほしいワクチンがあります。ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンです。
続きを読む小学校は、お子さんにとって本格的な集団生活の始まりです。ぜひ一度、就学前に打つべきワクチンについて確認しておきましょう。就学前に接種することで、より高い予防効果を発揮できる3つのワクチンについて、その大切さを説明します。
続きを読む「食物アレルギーがあると、ずっと原因の食物を食べられない?」「アレルギーが治ったかどうやってわかるの?」など先のことが心配になるかと思います。今回は即時型の食物アレルギー(原因の食物を食べて2時間以内にアレルギー症状が出る最も典型的なタイプの食物アレルギー)が「治る」とは何か、について解説します。
お子さんのテレビゲームやスマートフォンの使い方は、病院で相談することではないと思っていませんか?
お子さんの健康・成長発達に関することは全て、小児科医の担当です。
携帯電話を使ってSNSを見たり、YouTubeを見たり、テレビで番組を見たり、ゲームをしたりと、スクリーンは今や私たちの生活には欠かせません。
親御さんがスクリーンを使う姿を見て、お子さんも同じように使いたいと思っていることでしょう。
小児科医の立場から、2歳以降のお子さんがスクリーンを使う上で守っていただきたい注意点をまとめました。
いつ起こるかわからない自然災害。アレルギー疾患をお持ちのお子さんは、避難所や水道などのライフラインが絶たれた生活のなかでは、「食べられるものがない」「急に喘息発作が」「お風呂に入れず、アトピーが悪化した」などの困りごとに直面します。
災害時の不安を最小限にできるよう、日頃からの備えと少しの工夫が大切です。
就学前の年長さんに定期接種として麻疹・風疹ワクチンの2回目があるのは、皆さんご存じかと思います。
では、他にも、就学前の年長さんが接種しておくことがお勧めなワクチンがあるのはご存じでしょうか?それが、三種混合ワクチンとポリオワクチンの「5回目接種」です。
続きを読む食物アレルギーがあると、保育園ではどのような対応をしてもらえるのか?心配なことが多いかと思います。今回は、食物アレルギーのあるお子さんが保育園に入園する際に、保護者の方に知っておいて頂きたいことを解説します。
顔周りを中心にニキビ(医学的には、尋常性ざ瘡、じんじょうせいざそう、と言います)ができ始めると、お子さんも気にし始めると思います。
特に思春期に入ると顔にぼつぼつと目立つ発疹ができるため、気にして隠そうとしたり、人と会うのを避けるようになってしまうこともあります。
今回、ニキビの原因や自宅でできるケア、受診の目安についてご紹介します。
続きを読む現在、結核に有効な唯一のワクチンであるBCGワクチンは、日本では白い筒状の容器をスタンプのように腕に押して接種する方法が取られています。ここでは、BCGワクチンが結核に対してどのくらいの予防効果があるのかをお話ししていきます。
続きを読む私たち大人の食事はどうしても塩分過剰に傾きがちなので、健康のためには塩分控えめが良いと推奨されています。
一方で最近の夏は猛暑の日も多く、「熱中症予防に塩分摂取を!」と真逆のことが言われて、混乱してしまいますよね。
では、赤ちゃんの離乳食や子どもの食事の塩分はどのように考えたら良いのでしょうか?
こどもがアレルギーにならないように、ミルクじゃなくて完全母乳にして、離乳食はなるべく遅らせた方がいい・・・などと聞いたことがあるかもしれません。本当にそうする必要があるでしょうか?今回は食物アレルギー発症の予防にまつわる誤解についてお伝えします。(「発症の予防」とすでにアレルギーがあることがわかっている人が「症状が出ないように気をつけること」は異なります。今回は「発症の予防」のお話です。)
「この薬を飲んで母乳を与えると、赤ちゃんに影響しないかしら」と、授乳中に薬を使うことを躊躇するという声が多数寄せられています。この記事では、授乳と薬の基本的な考え方をお伝えしていきたいと思います。
「こどもの包茎って何かした方がいいの?」と考える保護者の方は少なくないと思います。でも、「おちんちんのことは、よく分からない」というお母さんや、「小さいころのおちんちんのことなんて覚えていないよ」というお父さんが多いのではないでしょうか。小児科医の立場からこどもの包茎の治療について解説します。
「子どものスポーツに伴うケガと障害(前編)〜原因と受診の目安〜」では、症状から考えられる痛みの原因や病院受診の目安について解説しました。
後編では、スポーツに伴うケガの応急処置や障害の予防法を紹介します。