


東京都内だけでも、年間400名以上がやけどで救急搬送されていることをご存知でしょうか。
その中でも0歳と1歳が半数以上を占めます。
今回はそのやけどの事故の予防についてお伝えします。
(やけどをしてしまった際の対応については、「子どもがやけどしました!気をつけるべきポイントは?」をご覧ください。)

子どもの気になる行動が「チックなのではないか?」というご質問をよく頂きます。
今回はチックの特徴や一般的な経過、チックを理解する上でのたいせつなポイントについてまとめてみました。


お子さんが気管支ぜんそくと診断されたとき、ぜんそく発作の予防のために吸入ステロイド薬を処方されることがあります。吸入ステロイド薬がどんなものなのか、安全なのかなどについて解説します。


アトピー性皮膚炎の炎症を抑えるぬり薬はステロイド、プロトピック軟膏(タクロリムス)、コレクチム軟膏(デルゴシチニブ)に加えて、モイゼルト軟膏(ジファミラスト)が2022年6月から使えるようになりました。
その特徴と、他のぬり薬との違いについてお伝えします。
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お風呂やプールでお子さんの首につけて使用するスイマーバ。
0歳から使用でき、水中で手足を動かすことができるためよい刺激となり運動になります。
しかし使用方法を誤ると溺水事故につながるため、使用する際は注意事項を確認しましょう。
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新型コロナワクチンに関わらず、そもそもワクチンについて「なんとなく怖い」「本当は必要ないのではないか」などと感じたり、そのような意見を聞いたりすることがあるかもしれません。
そのように考える原因として、世界保健機関(WHO)は「3C」(参考1)、ドイツの研究チームは「5C」という概念を提唱しています。(参考2)


アレルギーの皮膚テストにはいくつか種類がありますが、即時型のアレルギーの原因を調べる検査として、皮膚プリックテストでははっきりわからなかった場合は、皮内テストを行います。
(皮膚プリック検査については「アレルギーのプリック検査ってどんな検査?」をご参照ください)


思いがけず早産になってしまったり、出産時に赤ちゃんの具合が悪くてNICUに入院になったりすると、とても不安ですよね。
赤ちゃんはどのような状態になったら退院できるのでしょうか?

生後2ヶ月以内のお子さんの便の色がうすくなってきた場合には、精密検査を必要とすることがあります。
(うんちの色については「赤ちゃんのうんちの色からわかること」も参照ください。)

毎年11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です。
過去にも注意するポイントをお伝えしてきましたが(「赤ちゃんを突然死から守ろう!今日からできる3つのこと」)、今回は「意外と知られていないけど、重要なポイント」を3つまとめました!

毎日の寝かしつけ、大変ですよね。寝かしつけに使っている時間を家事や仕事にあてたいと感じる方も多いかもしれません。
「友達の子どもはもっとすぐに寝ているのに」、「毎日毎日同じことの繰り返しでうんざり」と思うこともよくあると思います。なかには、寝かしつけによるストレスで鬱々としてしまうお母さん・お父さんもおられます。
そもそも寝かしつけって必要なの?そんな疑問にお答えします。
(※当記事は一部の記載内容を 2022年11月21日 に変更しております。)

即時型の食物アレルギーの診断では、原因として疑われる食物の抗体を持っているかどうかを血液検査で調べます。
しかし、血液検査ではっきりしないときや検査項目にない食物を調べたいときは皮膚プリック検査が役に立ちます。

お子さんにも、大人と同じように、原因となる病気がない頭痛があります(「こどもにも頭痛はあるの?『頭が痛い』と言ってきたときに考えること」)。
これは一次性頭痛と呼ばれ、代表的なものに、片頭痛と緊張型頭痛があります。
今回は小児の一次性頭痛の中で、最も頻度が多い片頭痛について、ホームケアと薬物治療を中心にお伝えします。
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赤ちゃんの聴覚スクリーニング検査で”リファー”といわれ、これからどうすればいいのか悩んでいませんか。
赤ちゃんがいつ頃、どのような検査をしていくのか、大まかな流れをご説明します。
新生児聴覚スクリーニングについては「赤ちゃんの耳の聴こえの検査〜おさえておきたい4つのポイント〜」をご覧ください。