




近年、ナッツ(木の実)アレルギーが急激に増加しています。また、強いアレルギー症状が出る可能性もあるため注意が必要です。
今回は、ナッツアレルギーの中でも特に多い、くるみ・カシューナッツアレルギーについてお話しします。


海外には日本では感染しないような感染症もあり、海外旅行や留学に行く場合には、事前の確認と準備が必要です。
あまり知られていませんが、それらの感染症を予防できるワクチンもありますので、接種のポイントをご説明します。

「体重、ちゃんと増えているかな?」「おっぱいやミルク、足りているのかな?」毎日の子育ては心配が尽きないですよね。
この記事では、生後すぐ〜6ヶ月くらいのお子さんについて、体重増加の考え方をご紹介します。
※ 早産でお産まれのお子さんについては、「早産児の体重増加の考え方」もあわせてご覧ください。

花粉症やアレルギー鼻炎の症状がアレルギーの飲み薬や点鼻薬でよくならない場合、舌下免疫療法というアレルギーを根本的によくする治療があります。
今回はスギ花粉とダニアレルギーの舌下免疫療法についてお伝えします。

赤ちゃんのうんち。今まで1日に何回も出ていたけど、なんか最近、回数が減った気がする。
「これって便秘?」「受診したほうがいい?」など心配になりますよね。
この記事では、とくに生後すぐ〜3ヶ月頃の赤ちゃんのうんちの回数や、受診の目安などをご紹介します。

世界的に肥満人口は増えており、日本でも食の欧米化にともない、小児の肥満児が増えています。
最近では、学童期の10人に1人が肥満といわれています。
肥満には、栄養過多などによる「単純性肥満」と、なんらかの疾患により続発して肥満が生じる「二次性肥満」があります。
この記事では最も多い「単純性肥満」を想定してお話をすすめていきたいと思います。

お子さんが早産、低出生体重児でお生まれの場合、「離乳食をどうしたら良いのか?」という悩みは大きいものです。
修正月齢を目安に離乳食を開始し進めるように、と言われることが多いと思いますが、医学的に一定の基準があるわけではありません。
個々の運動発達や精神発達、「食べるための発達」と言われる摂食への興味は個人差が大きく、一概に修正月齢には沿わないことも多いです。


じんましんが出たり消えたり、何日も続くことはありませんか。多くはかゆみも強いため、なかなか良くならないと辛いですよね。今回はじんましんが6週間以上続く、「慢性じんましん」について解説します。
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お子さんのはじめての歩行は保護者の方にとって、とても待ち遠しい、嬉しいイベントです。
その開始時期には個人差があり、「うちの子はまだ歩かない」とご心配されている保護者の方もおられると思います。
今回は歩行の一般的な発達経過や、受診を考えた方が良い目安をご説明します。
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母子手帳や様々な啓発により、少しずつ認知されるようになってきた「子どもの誤飲」ですが、依然として誤飲に関する相談が数多く寄せられています。
今回は、子どもの誤飲の基本的な考え方について解説します。

男の子の健診の時に「玉(精巣)がまだ降りていませんね」「玉が触れませんね」と指摘を受けることがあります。
「様子を見てね、と言われたけれど、それはいつまで?」「将来的に大丈夫?」と気になりますよね。
今回は停留精巣(ていりゅうせいそう)と移動性精巣(いどうせいせいそう)についてお話しします。

牛乳・乳製品や乳を含む加工品は、生活の中で欠かせない食品ですが、乳幼児期の3大食物アレルギーの一つでもあります。完全母乳で、粉ミルクを飲んだことがない、または新生児期に少し飲んでいたけどその後は何ヶ月も飲んでいない、などの場合はアレルギーに注意しながら乳を開始しましょう。
今回は、アレルギーが心配な場合の離乳食〜幼児期の乳の進め方の例と、注意する点を解説します。
*一般的な月齢に応じた離乳食の進め方に加えて注意することとして参考にしてください。

早産や低出生体重でお生まれの場合、発育や発達の目安が母子手帳やネット情報、育児書通りに進まないことが多く、心配になりますよね。
この記事では発達と予防接種の考え方についてお伝えします。体重増加についての考え方は「早産児の体重増加の考え方」をご覧ください。


小麦はうどんなどの麺類、パン、揚げ物やシチュー、おかし、調味料など、あらゆる食品で使われる欠かせない食物の一つです。しかし、乳幼児期に食物アレルギーの原因となることが多い食物でもあります。今回は、離乳食〜幼児期の小麦の食べ進め方について解説します。
*一般的な月齢に応じた離乳食の進め方に加えて注意することとして参考にしてください。